中華料理屋がスニーカー屋になった。

 センター街の交番の後ろ、老舗中華調理店「龍の髭」の跡地にビルが建った。あまりに小綺麗になって、中華料理店だったことをすっかり忘れてしまうぐらい。
1-2階はスニーカーショップのATOMOSになってしまった。ABCマートやAsbeeがあるところにさらにスニーカーショップが出店するとは思っていなかった。スニーカーを買うにしても客層が違うということか。


一方、センター街の裏通りの怪しいハーブ屋さんはつぶれてしまった。いまは改装されて、小奇麗なBarに変わってしまった。赤い窓枠の中にはシャンパンが整然と並んでいる。裏通りにはラリラリの人や痩せた黒人もたむろしなくなって、近所の店員さんがタバコ休憩しているところしか見かけない。ハーブ屋さんの名残は、かっこよく言えばアシッドな、はっきり言うと逝ってしまっている落書きと、毎朝香るアンモニア臭だけになってしまった。センター街では一番裏通りらしいところなんだけどな。まぁ、チーマーの激闘も既に伝説レベルだし、黒ギャルすら見かけない。このごろ、時代がゴリッと音をたてて変化した感じに襲われることがある。


 道玄坂の方でも、いままでずっと放置されていた古い家屋がついに取り壊され更地になってしまった。昭和時代の道玄坂の風景を唯一最後までとどめていたんだけど、さすがに老朽化して使い物にならなかったのだろう、何年もグリーンのネットで覆われていた。6軒の長屋だったので跡地の間口は広い。奥行も以外にあったんだな。


追記:2015年6月
最近、裏通りを通ったら、建物1軒が取り壊されてキレイな更地に変わっていた。向かい側の狂ったような落書きもすっかりペンキで塗り消されていた。
道幅が狭いから、大したものは建てられないんだけどな。隣の古い建物もそのうち取り壊して、まとめて建て替えるのかもしれない。かなりすっきりしてしまうから、もう裏道という感じはなくなってしまうだろう。